小林　徹
 「日本の労働市場-経済学者の視点」　　川口　大司（編）有斐閣

　経済学を使うと、近年の労働問題をどのように説明できるのか？が良く分かる本です。労働問題に興味が無くても、実社会の問題に対する経済学の使い方を学びたいと思っている学生にオススメ出来る本です。
 「知らない人を採ってはいけない」　白潟　敏朗（著）ＫＡＤＯＫＡＷＡ
　採用力不足に悩む中小中堅企業がどのようなリクルーティングを行えば効果的な採用ができるのか？に関する実務教科書。
　コンサルタントによる書籍なのでプロモーションを兼ねた書籍になっているが、リファラル採用と言う考え方は大いに参考になる。一部の人気企業以外は、同様の考え方に基づき、各社独自の採用ノウハウを作っていくべきなのだろう。
 「会社の壁を超えて評価される条件」　武元　康明（著）徳間書店　
　日本最高品質のヘッドハンターが、ハントされる人材に共通する能力を説明する。
　また能力がいくら高くても、会社との相性が良くないと活躍できない理由を説明している。就職活動前にも読んでおくことをお勧めします。